理学療法士の山神です 😉
だいぶ涼しくなってきましたね。
当院の機能訓練室もクーラーいらずになりました。
HPの院内のご紹介を見ていただいた方はわかると思いますが、
機能訓練室は4Fにあって、海から風を防ぐ高い建物もないので
かなり気持ち良い風が入ってきます。
患者さんが「ここで昼寝したいね」というくらいです 😆
前回は『整体とか接骨院と違うんですか?』~その1~として
法律のお話をしました 😀
今回は実際のいわゆる“治療”の仕方は違うのかどうかというお話です。
前回お話したとおりいわゆる“治療家”と呼ばれる人達には
いろいろな資格の人がいます。
その中でもよく僕たちが比較されるのが
「整体師」「柔道整復師」「あん摩マッサージ指圧師」 などです。
一般の方達が『整体』と言う時には
カイロプラクティックのようなものを指す場合が多いようですが、
国家資格ではないので法律的な規定があるわけではありません。
なので、あまりにも色々とその名前が使われていて
(色んな種類の「〇〇整体」がありますよね?)
そこで行われている治療を一括りにはできません 😐
『あん摩マッサージ指圧師』は文字通り
”あん摩” ”マッサージ” ”指圧” を専門にする人で
理学療法士が行うような運動療法を行うことは想定されていません。
ちなみに ”あん摩” ”マッサージ” ”指圧” という治療を
医師の指示なく行えるのはこの資格を持っている人だけということになっていますが
明確な線引きが難しいみたいですね。
巷には「マッサージ」とは言わないけどそれを想像させるような言葉で
客を呼び込もうとしている店がいっぱいありますけど… 😐
『柔道整復師』(以下“柔整師”)とは何が違うかというと
柔整師は骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷などに対して
整復や固定等を行うことができます。
(骨折や脱臼の治療については、応急処置以外では、
治療の際に医師の同意が必要とされています。)
それ以外では、理学療法士も柔整師も徒手療法(”手技療法“とも言われる)や
運動療法を行うことが想定されています。
その実際の治療の違いとしては、
「どちらかというと理学療法士が多く使う手技」とか
「どちらかというと柔整師が多く使う手技」とかがあって
理学療法士は西洋的、柔整師は東洋的とかありますが
正直明確な線引きはない(と思います…) 😥
実際、私が受けてきたセミナーや講習会には
柔整師の方々も一緒に受けたものもあります 😮
「じゃあ、そこの違いは全くないの?」というと
個人的に感じている部分で言うと、
一番違うのは働いている“場所”でしょうか。
(「ん?やってることじゃなくて『場所』?」 😕 )
これ、かなり大事なポイントなんです 😀
柔整師に限らず、他の治療家と理学療法士の大きな違いでもあります。
どういうことかはまた次回お話したいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!!