院長の吉武です。
6月になり新しい版画を掲示しましたのでご来院の際はぜひご覧ください。
東海道 日坂 昭和17年(1942)作
『「東海道風景選集」という26図からなる未完シリーズの1点。
金谷から掛川の東海道には小夜の中山という峠があり、
古来から街道の難所として知られていました。
「さか」とは、道がそり返っているさまをさした言葉で、
古来「坂」は坂道ではなく峠のことをあらわしました。
「日坂」は、小夜の中山の西側に位置したことから、古くは「西坂」と呼ばれ、
しだいに転訛して「日坂」と呼ばれるようになったそうです。
また、この宿は東海道で二番目に小さな宿場でした』
(渡邉木版美術画舗HP http://www.hangasw.com/ より)