理学療法士の山神です 😛
だいぶ涼しくなってきましたが、
機能訓練室(4F)から見える近見山の紅葉はまだまだといったところです。
もう今年もあと1ヶ月とちょっとになって
年々1年が過ぎるのが速くなっていくような…。
今回は私自身がリハビリの中で行っていることを少しお話したいと思います。
私としては
患者さんが生活の中で自分で痛みを
コントロールするようになってもらいたいので
徒手療法よりは運動療法をしっかりやりたいと思っています
(あくまでもどちらかと言えばの話です)。
運動療法の中で私が勉強したものの中に『ピラティス』があります。
ピラティスという言葉は聞いたことがある人もいると思いますが、
中身はあまり知らない人も多いと思います
(『ヨガみたいなやつ?』っていうイメージ持ってる方けっこう多いです)
元はピラティスさんという人が行っていたエクササイズで
本来使わなければいけないけれど使えていない部分の機能を向上させて
人間の能力を最大限に引き出そうというようなコンセプトです
(僕自身の解釈です)。
ちょっと見たらいわゆる『体幹トレーニング』と思う人は多いかもしれませんね。
この写真は当院で先日まで毎週行っていた
ピラティスのグループレッスンの様子です。
8~11月まで当院で毎週1回実施していました。
ちなみにこの生徒さんは市内の病院や施設に勤める理学療法士の皆さんで、
私からの声掛けに『やりたい!』と答えてくれた人たちです。
指導してくれたのは松山を中心に幅広く活動されているトレーナーさんで
ミス・ユニバース代表の体作りも担当していた
國廣里(くにひろ さと)です。
載せた写真はいわゆるピラティスの典型的なエクササイズではありませんが
いろいろな方法で人間の身体は変化するということを
実体験しているところです。
慢性痛の方はイメージとして
「関節の軟骨がすり減ってる」「神経が圧迫されてる」
など痛みの原因自体が運動でなんとかできるとは思わない方も多いですが
薬や物理療法等いろいろな方法と組み合わせた上で
「使えてない部分を使えるようにする」ことで
痛みを減らすことも場合によっては可能です。
そのためにピラティスというのはすごく有効だと私自身感じていて
リハビリの中でも指導させてもらっています。
まだまだ私自身ピラティスの指導者
(『PHIピラティス』という団体でMATⅠ&Ⅱインストラクターという資格を持っています)
としては未熟者なので修行が必要ですが
患者さんと一緒に、自分が運動することで痛みをコントロールできる方法を
ひとつでも多く提案できたらと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!