高齢者の体力

理学療法士の山神です。

 

今治も紅葉してきましたね~。

…って言ってももう12月も中旬ですので

季節感がおかしい感じがしますね。

今は秋??冬??

 

ちょっと前の話題になりますが、10月12日の愛媛新聞朝刊に

こんな記事がありました。

 

『70代後半 体力過去最高』

 

内容としては2014年度体力・運動能力調査の結果を数値化した合計点が、

現行方式になった1998年以降で75~79歳の男女いずれも過去最高だった

ということみたいです。

(『過去最高』って98年からだけの話?なんて思わないでください。

 私はちょっと思いましたけど。)

 

その中で目を引いたのが、『休まないでどれくらい歩けるか?』

という質問に対して65歳~79歳男性の中で

ほとんど毎日運動する人の73.9%が1時間以上歩けると答えているところです。

毎日は運動しない人でも44.4%が1時間以上歩けると答えています。

 

1時間休まないで歩けますか?

 

ちなみに私は、きのう松山で高島屋から三越を往復しただけで

まあまあ疲れました。

(愛媛以外の方はわからないと思いますが一応直線距離で750mほど離れています。

すぐ隣とかではないです・・・)

そんなくらいなのでこの数字にはちょっと驚きました。

 

いわゆる“高齢者”の方たちが身体をしっかり動かせるというのは

とても良いことですね。

ついでに

『今あなたは幸せを感じますか?』

というような、人生そのものをどう生きているかという質問も加えてもらえると

高齢の方々の今の人生にとって運動がどのような位置づけなのかということが

もっと見えてくるかもしれないのにな~と思ったりしました。

『することがないから仕方なく運動している』とか

『家にいづらいので外に出て運動している』とかいった

マイナスな感情と運動が結びついていなければ良いのですが・・・。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました!!