理学療法士の山神です 😛
4/23に今治にイオンモールがオープンしましたね。
オープンから1ヶ月以上たって僕も先日初めて行きましたが
まだまだ人が溢れています。
患者さんの中にも(ほとんど中高年の方です)
行って来たと言う方がけっこういらっしゃいます。
聞いていると多く聞かれるのが
「広すぎて歩けん」「しんどい」
というような感想です 😥
今治にもショッピングモール的な店舗は他にもありますが
規模的にはイオンモールほど大きくないので
当然の感想と言えばそうなんですが
地域的な要素もあると思いました。
私は今治に来る前(ちなみに私の出身は埼玉です)も
当院と同じような外来のみの整形外科に勤めており、
患者さんの年齢層も中高年の方がほとんどでしたが、
「歩くのがしんどいからショッピングモールには行かない」
というような話はこちらでほど聞かなかったと思います。
これは私自身の『歩くこと』に対する実感とも一致しています。
私は引っ越してくる前は都市部よりも地方の人の方が脚が強い(よく歩ける?)
と勝手に思っていました。
しかし実際は車社会なので、
歩くということが電車・バス社会の都市部よりも全体的に少なく
私自身いつの間にか以前より長い距離を歩けなくなりましたし、
『歩く』ということに対しての免疫が低下してきた気がします。
家から見えてるスーパーまで車で行ったり・・・。
つまりは歩くのが億劫になるってことですね。
もちろん個人差があるのは当然のことですが。
ということは今回のイオンモールのような大型の商業施設ができたときに
「駐車場から店までけっこう歩かないかんのやろ?」
「そんな広いところよう歩かん」
と歩かなければいけないことが負担になって
行くのをやめてしまうということも当然有り得りえますよね。
そうなってしまうと単純にその人の生活の幅が広がらないということと同時に
地域の経済的な発展も妨げてしまうことにもなり得るかなと。
(イオンモールが繁盛したら今治の地域が潤うのかと言うことは別問題として・・・。)
ただし、今治の人は新しい物が好きなそうで今のところ大盛況ではあります。
少し飛躍的な話になってしまったかもしれませんが
そこまで考えると私たちの仕事として
個人のQOL(生活の質)を高めるということが言われますが
もう少し広い範囲での影響を考えておかなくていけないと改めて感じました。
と、ここまでいかにも自分が都市部に住んでたみたいな書き方をしてしまいましたが、
自分の実家は埼玉の田舎で家の近くはすぐ山みたいなところで、
少し車で走ると見渡す限りの茶畑に出会えます。
狭山茶というお茶なのでどこかで見つけたら飲んでみてください 😉